美食探偵 明智五郎 hulu 明智五郎の(秘)裏メニュー あらすじ ネタバレ

あらすじ

食べることをこよなく愛する美食家・明智五郎は

なぜこんなにも美食家になったのか?

それは幼き日の五郎と、大好きだったじいじとの優しい思い出に遡る・・・

 

一流デパート(扇谷百貨店)の長男として生まれた五郎は、多忙な母・寿々栄の手作り料理とは

無縁の生活で寂しい日々を過ごしていた。

 

そんな五郎にいつも『本物の味』を食べさせてくれたのは祖父の五十六だった。

ネタバレ

いちご『さっきも急に電話をかけてきて忙しくて手が離せない。いつものを頼むって。

すぐそこなんだから買いにきなさいっての!ちょ、ももこ聞いてる?』

幸せのパンケーキ;ももこ『でも、結局配達してあげてるんだ』

いちご『つけてるぶん、今日こそちゃんと耳を揃えて払ってもらうんだから。金持ちのくせに

それでも本当に奥谷百貨店の御曹司かっつーの、そのくせ時計屋スーツもたかそうなの

ばっかりでさ、成金趣味の男ってモテないよね』

ももこ(パンケーキを頬張りながら)

『この前聞いた時も思っていたんだけどさー、

いちごその探偵言動から発言まで散々文句をいってるわりにはまあ細かいことまでよくみてるよね。

ほんとは彼のこと、気になっている自分がいるんじゃないの』

 

ももこ『ありえないって、だいたい私年上無理だし・・・

あんなひねくれ者で昭和なドケチなボンボン。。。』(後ろに明智がいる)

明智『何を一人で騒いでいるんだ。』

いちご『げっ、おまたせしました』といってもってきたお弁当を渡す。

明智(磯辺揚げをたべている)

いちご『じゃあ、お題をいただいて私は・・・』

明智『小林いちごう』

いちご『いちごですが、なんでしょう?』

明智『ろっぷん』

いちご『あげてから6分といったところか。君のワゴンからここまで普通に歩けば1分も

かからない。それに君の弁当は揚げたての弁当が売りのはずじゃないのか』

いちご『そんなの、まだあげたてですよ』

明智『料理人としてプライベートの電話と上客への配達、どちらを優先すべきか

流石の君でもわかるだろう』

いちご『(げっ、やっぱりきかれていたか。。。)』

明智『それから今日の目玉焼きはいつもより火が通り過ぎているようだ。

まあ、馬鹿話の間ずっと保温状態で密閉の高い容器で蒸されていたのだから仕方がない。

それからいつもより米が硬いように感じるんだが流水時間を短くしたのかな』

いちご『そんなことまでわかるんですか』

明智『僕の舌は誤魔化せない、おそらく寝坊して米を研ぐ時間が遅くなった、そんなところだろう』

いちご『そんなのきめつけないでくださいよ。』

明智『目の下のクマが夜更かしを物語っている。さて小林いちごう昨晩遅くまで一体何を』

いちご『海外ドラマをみてました・・・』

明智『正直で結構、あとこれは常々思っていたことなのだが

この浮かれた柄のエプロンと三角筋はなんなんだ』

いちご『かわいいじゃないですか』

明智『君はいまいくつ?』

いちご『ピチピチの21です』

明智『もう大人じゃないか・・・これじゃあまるで七五三だ。』

いちご『服のセンスについて明智さんに言われたくないです、

何ですかこの、ループタイは!おじいちゃんか』

明智『ふん!僕が言いたいのは君は最近少々たるんでるんじゃないかということさ』

いちご『たるんで?』

明智『やーそうこうしている間にますます磯辺揚げが冷めてしまった。

が、しかし君のためを思えば必要な時間だった。ということで小林いちごう。

次の揚げたての磯辺揚げで勘弁してやる。

君よりひねくれ者でセンスが少々のドケチなボンボンのいうことは聞けないということで』

いちご『やっぱり全部聞いてたんじゃないですか、はいはい、あげてきます!あげてきますよ!!』

そういって事務所をでていく。

 

明智、事務所の引きだしを開ける。そこにはおじいちゃんの写真が。。。

写真をじっとみつめて『あれでも料理の腕は悪くないんですよ』とほほえむ。

祖父の五十六(いそろく)じいじは僕の美食の師匠だった。

 

25年前

明智五郎8歳、五郎の前には豪華なお弁当がある。

母『五郎、ちゃんとお留守番してるのよ。じいじを困らせたらだめよ。』

明智『また出張?』

母『お土産買ってくるからね、あっ、それひしまさんところのお弁当。好き嫌いしないように食べるのよ』

 

そこにじいじがはいってくる。

じいじ『今回はどこへ?』

母『パリへ、商談に、来年度から、婦人服売り場に輸入品専門のセレクトショップを

呼ぶつもりでおりますの。』

じいじ『美味しいものをたくさん食べてきなさい。パリは美食の町だからね。』

母『その時間があればいいんですけど。ではいってまいります。』

明智に『ちゃんとたべるのよ』といいのこし母はいってしまう。

 

明智がお弁当を食べているとじいじがつまんでたべて

じいじ『どうした?』

明智『味付けがこいくて素材の味が。。。』

じいじはあはははと笑い

『昔からここの仕出しは、見栄えだけがよくて味はひどいんだ。五郎は味のわかる子だね。

よし、なにか食べたいものはあるか?どんな料理でもじいじが1番美味しいものをたべさせてやるぞ』

 

明智『お寿司』

じいじ『おっ、寿司か!さすが五郎、お子様ランチと言わないところがなまいきでいいぞ。

じゃあな、じいじが東京で1番の板前をよんでやろう。』

 

板前『天然のアオリイカの握りを塩でどうぞ』

『東京湾で取れた旬のノドグロです』

『大間のほんまぐろです。煮切りを塗ってあるのでそのままでおめしあがりください』

明智の目の前に職人から次々と寿司がならべていかれる。

じいじ『どうだ、五郎、美味いだろう』

明智『わるくない。』

じいじ『あーそっかそっか。じゃあな、どこがどうおいしいかじいじにおしえてくれ』

明智『ご飯があたたかいところ』

じいじ『さすが五郎。江戸前の酢飯はな、人肌の温度が大事なんだ。

ママ買ってきたお寿司や弁当、すぐ冷蔵庫にいれちゃうからね、だからご飯がつめたくて

硬いの。でもこれはそうじゃないところがいい。』

じいじは大きく笑い『こりゃあ、まいった。五郎はやっぱり食通だ』

職人『大したもんだ、こんな小さい子が・・・』

じいじ『子供のうちから本物に触れさせて育てないと扇屋百貨店の後継にはなれないからね。

これからのデパートは食品売り場が主役の時代がやってくるんだから。』

そう言ってじいじは大きく笑った。

明智(大人)(美味しいものは、いつだってじいじがおしえてくれた)

じいじ『よーし、五郎、まだ食べられるか』といい

商店街に連れていかれる。

精肉店の前で揚げたてのコロッケを買い

じいじ『ここのコロッケは最高に美味いんだ、さあ、ソースをかけて食べたごらん?』

『おいしーい』

じいじ『そうだ、びっくりしただろ?いいか、五郎。美味しいものは高いか安いかなんて

関係ない。店のブランドなんてあてにならない。一流の料理人はな、自分の舌でみつけるんだ。』

明智『一流の料理人は、自分の舌で?』

じいじ『そうだよ。お前は美味しいものが大好きだから大きくなったらきっと

立派な美食家になるぞ』

明智『じゃあ、僕がおとなになったら僕がみつけた美味しい店を僕がじいじに教えてあげる』

じいじは嬉しそうにコロッケをほおばり『そりゃあ、楽しみだ』といい、

2人で美味しそうにあつあつのコロッケをたべる。

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明智(大人)(だけど、その約束は叶わなかった。)

いちごが走って事務所にやってくる。

いちご『さあ、ご注文通りあげたてサクサクのいそべあげですよ。

ワゴンからここまで30秒できたんですから、さあ、食べてください。』

明智『ふむふむ』そう言って明智は磯辺揚げをおいて、

違う椅子に・・・

いちご『え、なんで?』

明智『いやー弁当の真髄は、冷めても美味しいところにあるな』

いちご『せっかくあげたんだから食べてくださいよ』

明智『そうだ、小林いちごう、今日のポテトサラダはなかなか悪くなかった。』

いちご『ていうか、お会計まだ何ですけど・・・』

明智はブラックカードをとりだし、いつものように『これで』といい、

いちごは『現金払いで、ていうかつけてる分も。今日こそ払ってもらいますからね。きいてます?現金払い!!今日払ってくれなかったら二度とお弁当作りませんよ。絶対。その磯辺揚げせっかくあげたてなのに』

 

 

明智(この街には美味しいものがたくさんあるけれど1番の僕のお気に入りはあの日食べた

コロッケみたいな優しい味)

熱々の磯辺揚げがおじいちゃんの写真の前に置かれている。。。

 

動画はこちら→

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