『僕だけが17歳の世界で 第6話 ネタバレと感想』
第6話「逃れられない運命」より
【あらすじ~ネタバレ】
記憶がフラッシュバックした後に航太は倒れてしまい、それを聞いた芽衣が走って神社まで駆け付けて来たのでした。
気が付いて状況を飲み込んだ航太は、自分がこの事故の事を思い出したと芽衣に話し始めるのです。
しかし、肝心の崖の上から眺めていた人…それが誰なのかは未だに思い出せないままでいました。
芽衣は「きっと考えすぎて倒れたんだ」と言い航太を寝かせ安静にするのでした。
はるかは芽衣に伊織を疑ってしまったことを後悔していると伝えるのでした。
それを聞いた芽衣は、伊織に会いに病院へ行き伊織が苦しんでいたのを気付けなかったと、芽衣は伊織に謝るのでした。
それでも伊織はどれだけ励まされても後悔の念は消えないでいたので芽衣は伊織に、航太が思い出した崖に落ちた時の内容を伝えるのでした。
驚いた表情を見せた伊織でしたが、そこで電話が鳴り内容を聞かないまま行ってしまいます。
その時に航太は亮太に対して、伊織の件をどうすべきか相談していて、亮太は「アイディアがある」と言います。
その頃、伊織の勤務する病院に赤池市長を乗せた車が停まったのを見て伊織は思い出しました。
その市長の顔は…そう、航太と自転車で勝負をした時にすれ違った車の運転手と同じだったのです。
さっき言っていた、亮太の出したアイディアとは「もう一度居酒屋で集まる」という内容でした。
家を出た航太の前に一台の車が通ります。その運転席には伊織、助手席には芽衣が座っていたのでした。
芽衣の家に着いた航太は、亮太のアイディアである居酒屋で集まる話をしましたが、芽衣はそれを断ってしまいます。
航太は玄関に置かれた靴に気付いて目を向けましたが、それに気づいた芽衣はすぐにその視線を遮ったのです。
伊織と芽衣は事件の事を調べていて、記憶が蘇った後倒れてしまった航太を気遣って、調べている事を芽衣は隠したのです。
しかしその行動が裏目に出てしまい航太は芽衣に対し、不信感を抱いてしまうのでした。
その日の昼間、伊織は芽衣にあの日に見た車が赤池市長のものだったと告げていてその真実を調べ始めた2人。
しかし何も知らない航太は苛立つばかりで、さらに亮太が「はるかが雪で帰れない」と言う事を告げると、航太は表情を強ばらせたのです。
航太にとって眠れない夜が続くのでした。
そして、伊織は芽衣に「芽衣はまだ航太が好きなの?」と質問しました。
それに対して芽衣は「わからない」と言います。
何故なら今でもまだ全部夢なんじゃないかと、芽衣は現実を受け止め切れていないのでした。
芽衣の想いを未だ知らない航太は縁側で一人、感傷に浸っていたのでした。
その時、芽衣は伊織のお父さんの投稿しているのを見つけたのです。
伊織のお父さんと赤池市長は桜の木の場所に病院が建つため、親しい間柄となっていたようで、芽衣があることに気付くのです。
航太が亡くなった日、伊織のお父さんと赤池市長は例の山道の上の会場で、あるパーティに出席していました。
伊織はその事実を繋ぎ合わせて「市長は飲酒運転をしていたから、事故を起こしても自分の立場を守るために通報できなかったんだ」と推理しました。
翌日、芽衣が航太を訪ねると明らかに不機嫌そうに「昨日何やってたんだよ」と言い、芽衣は言葉に詰まってしまいます。
そのタイミングで伊織からの着信があり、戸惑っていると、航太はそれに気付いて怒りその場から去ってしまいました。
伊織からの着信の内容は、赤池市長の予定を掴んだとの事でした。
そして、2人は赤池市長を待ち伏せして航太の件について詰め寄りましたが、赤池市長はしらを切り通すばかり。
芽衣は最後まで食らいつきましたが、最後には振り払われしまい、その時航太のために作ったお稲荷さんが地面に落ちてしまいました。
芽衣は歯を食いしばり、涙を流しながらお稲荷さんをかき集めるのでした。
航太は芽衣と伊織が気になって仕方なくなり、伊織を呼び出しました。
そして、呼び出された伊織は航太に本当のことを話しました。
全ての事情を知った航太が神社に帰ると、そこには落ち込んだ芽衣がいました。
そんな芽衣に対して航太は明るく接すると、芽衣は泣き出してしまいました。
芽衣は自分が航太と待ち合わせる約束をしたのが原因であんな事故が起きたと思っていて、泣きながら謝ります。
すると航太は「俺はここにいる。ずっと芽衣のそばにいるから。だからもう泣くな」と、芽衣を後ろから強く抱き締めたのです。
次の日になり、伊織の所へ航太がやって来て「前を向け」と伝えに来ました。
その真っすぐな言葉を聞き、伊織の顔にも笑みがこぼれたのです。
伊織の病院を後にした航太は、あの桜の木の下に来ると、謎の老人が航太の元へ近付いて来てこう言いました。
「君はこの世界の人間じゃないだろう。この桜の花びらが全て散れば、君も消える」
その話の意味が飲み込めず、航太は老人に何度も聞き返しますが、老人は「それが宿命というやつだ」と言い去って行ってしまいました…。
【感想】
ついに真相が掴めてきましたね。
やはり市長が航太の事故に絡んでいたのですが、今は認めていないので今後どんな追及を芽衣達がするのかも含めて楽しみになりますね。
最初は距離があった伊織もすっかり昔の5人組の関係性に戻ってホッとしたと思います。
でも気になるのは最後の老人の言葉。
航太の生きれる時間は桜の花が散るまでとの内容なので期間にして1ヶ月あるかどうか。
第1話に登場した老人と同一人物なのか?まだまだ点と点のまま繋がらない部分が沢山あります。
その自分の生きれる時間を聞いた航太はこれからどんな考えになるのか?それを芽衣達が知ったらどんな反応になるのか?
まだまだ目が離せない今後の展開が楽しみですね。
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