グッド・ドクター最終話 子供を脳死で亡くすということ  あらすじ・ネタバレ

ドラマ「グッドドクター」最終話のあらすじ・ネタバレを紹介します!

[あらすじ・ネタバレ]

川辺をキャンプに訪れた吉本美咲(古川凛)とその両親。

父親に呼ばれた母親が美咲のそばを離れたわずかな隙に、美咲は川に転落してしまう…東郷記念病院。

倒れた院長・司賀明(榎本明)のそばから離れようとしない研修医・新堂湊(山崎賢人)の携帯が鳴り始めた。

『ほら、呼んでるよ』司賀は今の湊と同じように不安な気持ちを抱えた子供たちが湊を待っていると言い、湊を小児外科へ戻るよう、促した。

湊は医局に戻り、森下伊代(松風理咲)の肝臓が肝硬変を起こしていて、小腸に加え、肝臓の移植も受けなければ助からないことを知る。

その時、ERに美咲が心配停止状態で運ばれてきた。

小児外科医・瀬戸夏美(上野樹里)や小児外科長・間宮啓介(戸次重幸)の処置の結果、心臓は再び動き出したが、意識は戻らない。

この状況で再び意識が戻る可能性が極めて低いことが、間宮たちから両親に説明され、両親は意識が戻るわずかな可能性にかけたいと動揺しながらも語るのだった。

姉・汐里(松井愛莉)に、小児外科医・高山誠司(藤木直人)から同時移植しか助かる道がなく、肝臓に関しては脳死ドナーからの提供を待つという方針が説明される。

『先生、よろしくお願いします!』汐里は涙目で頭を下げた。

同時移植になることが汐里から伊代に告げられた。

『ほんとダメだね、私の身体。どうして1人で生きられないんだろう…』伊代は悲しそうにうつむいた。
理事会にて、高山は伊代の同時移植の許可を取る。

しかし、幹部らは高山に同時移植の経験がないことを理由に反対。

ドナーもまだ見つかっていないことを知ったある幹部は『話になりませんね』と冷たく笑った。

仕事で忙しい父親との今日のキャンプを、美咲がとても楽しみにしていたと、美咲の父親が夏美に話し始めた。

『大丈夫よ、こんなにあったかいんだもん』母親は美咲の身体を触り、きっとすぐに目を覚ましてくれると言うのだった。

『私が手を握っていたら、手が動いたんです!』

『先生、意識戻ってきてるんですか?!』

美咲の両親に呼ばれた夏美が確認するが、動いたのは脊髄レベルでの反応だった。

美咲にはついさきっき脳死判定が出たばかり。

間宮は1週間以内に美咲の心臓が停止する可能性が高いことを夏美に告げるのだった。

落ち込む夏美に、湊が話しかけた。

『まだ1週間もあります!美咲ちゃんのためにできることは、まだまだたくさんあります!』

夏美はうなづいた。

体調悪化に苦しむ伊代を、今にドナーが現れると励ます汐里。

すると、伊代は『それでいいのかな?だってそれってさ、誰かが亡くなるのを待つってことでしょ?』と悲しそうにつぶやく。

ドナーにだって、大切な家族がいるはず。

そんな人の脳死を待ち望むことが果たして良いことなのか、伊代にはわからない。

『少しお話よろしいですか?』

美咲の病室を訪れた夏美は、美咲に回復の兆しが見えたと思い込み、喜ぶ両親に切り出した。

『美咲ちゃんの脳波には波形が見られません。率直に申し上げて、美咲ちゃんは脳死とされる状態だと思います。目を覚ますことは、残念ながらもうありません』夏美はそう両親に告げた。

『美咲ちゃんの心臓はあと1週間程度で停止します』

残された期間、美咲のために何ができるのか?

そう切り出した夏美は、過去同じような状況になった家族が、消えゆく命のためにしたことがまとめられたファイルを差し出した。

そこには、どこまでも延命治療を希望した例、最後に外の空気を吸わせたいと外へ連れ出した例、臓器提供に至った例などがまとめられていた。

しかし、母親は動揺し、声を荒げる。

『何言ってるんですか?娘、まだ心臓動いてるんですよ?なのに、自分たちの手で心臓止めろっていうことですか?!』

母親は美咲の担当を変えて欲しいと希望を出し、代わりに湊が美咲の担当医となることになる。

間宮からそう告げられ、『はい!』と元気よく答えた湊は、

夏美のデスクのゴミ箱に、『家族にできること』と表紙に書かれたファイルが捨てられているのを見つけるのだった。

美咲の病室。

あの時、美咲のそばを離れなければ、こんなことにならなかった、と母親は強く自分を責めていた。

『こんなことになるんだったら、どうしてもっと言うこと聞いてあげなかったんだろう…こんなことになるんだったら…』母親は美咲の手を握り、泣き崩れるのだった。

そこへ、新しく担当となった湊が病室へ入ってきて、自己紹介した。

『今日はお天気がとてもよくて、気持ちいいです』湊はそう言うと、病室のカーテンを開けた。

『どこか痛いことがありますか?』そう美咲に話しかけ、美咲のかかとに軽い床ずれができているのを見つけた湊。

湊は体勢をもっと頻繁に変える必要があると言うのだった。

『ごめんね、こんな状態で引き継がせちゃって…』

医局にて、夏美がそう湊に切り出すと、湊は今まで夏美に助けられてばかりだったため、夏美のことを助けることができて嬉しいと語る。

湊はアイスを夏美に差し出し、『瀬戸先生が辛い時は、僕が半分もらいます。半分こです!』とアイスを半分こにするのだった。

理事長・東郷美智(中村ゆり)が、伊代の病室を訪れた。

入院が長引き、家になかなか帰れない伊代を気遣う美智だったが、伊代は『ここは私の家みたいなものだから…』という。

看護師はお兄さん、お姉さん、先生たちは両親、そう思っていると伊代は語り、この病院でなかったら、ここまで頑張れなかったかもしれないというのだった。

『美咲ちゃん、7歳の誕生日おめでとうございます。これは僕からの誕生日プレゼントです』

湊は、美咲の枕元に自らが描いた花の絵を置いた。

 

病室を出ていった湊に、父親が話しかける。『どうしてこんなことを?』
湊は美咲喜んでもらうためだと答え、『美咲ちゃんはお父さんお母さんと悲しい時間を過ごすよりも、楽しい時間を過ごしたいです。渡したいものがあります』

と夏美がまとめた『家族にできること』のファイルを差し出すのだった。

ファイル片手に病室に帰ってきた父親は、これまでの美咲との思い出について語り始める。

3歳の頃、花火大会に初めて行った際、鳥さんが火傷しちゃうと心配していた美咲、仕事から帰ってくると、美咲は常に玄関で笑顔で出迎えてくれた…

『このまま美咲が消えてしまうなんて、耐えられない』

父親はそう涙し、決意したように『なあ、ケイコ…』と美咲の母に切り出す。

『今すぐ美咲ちゃんの部屋まで来てください!』

湊に呼び出された夏美が美咲の病室を訪れると、そこは綺麗に飾り付けられ、両親の希望で今から美咲の誕生日パーティーをするのだという。

やがて、父親が切り出す。

『この場でお2人にご報告させてください。美咲の…臓器を提供することに決めました。新堂先生に言われて気がついたんです。美咲とまだできることがあるんじゃないかって…』

夏美がまとめたファイルを読んで、そう決断したという父親。

美咲の臓器が、誰かの身体の中で生きてくれるなら、来年も再来年も、誕生日を祝ってあげられる、父親はそう言った。

『美咲ちゃんの7歳の誕生日、たくさんたくさんお祝いしましょう!』

湊がそう言い、看護師たちも自分たちもお祝いしたいと病室へ入ってきた。

7本のロウソクが立てられたバースデーケーキのろうそくを両親が吹き消し、両親は美咲と記念写真を撮影した。

『ママね、美咲にお手紙書いてきたんだ』母親が手紙を読み始める。

『あんなに元気だった美咲がこんなことになるなんて…パパとママは神様に何度もお願いしました。でもね、神様はその願いを叶えてくれませんでした。そんな時、病気で困っている人たちに美咲の身体の一部を分けてあげられることを知りました。

どうしても、このまま美咲とバイバイしたくなくて、分けてあげることに決めました。

美咲、嫌だったらごめんね。痛かったらごめんね。

パパとママはたくさんの愛情で美咲を育ててきました。

これからは離れ離れになってしまうけど、ずっとずっと美咲のことを愛しています。美咲、7歳のお誕生日おめでとう。

最後に、パパとママの子供に生まれてきてくれて、ありがとう』

父親も『ありがとう』と言い、家族3人が抱き合うのだった。

病室から出た夏美は、絶対に両親の期待に応えなければいけないと言い、『新堂先生、ありがとう!』と涙目で湊に頭をさげた。

伊代に適合する臓器提供者が見つかったことを、理事会で高山が報告し、明日同時移植を行わせて欲しいと頭を下げた。

しかし、新たに傘下に入ることが決まっている医療グループの幹部は応じない。

すると、美智が立ち上がった。

『待ってください!彼女の手術はこの病院で行います!』

『融資の件は打ち切りますよ?』という幹部。

しかし、美智は『構いません!この病院の理事長は私です。私が決めます!』と言い、高山に同時移植のGOサインを出すのだった。

伊代にも、ドナーが見つかったことが告げられた。

どこの誰なのかが気になる伊代。

しかし、ドナーの情報は知ることができないことを湊が説明する。

ただ一つだけわかるのは、ドナーが1人では大人になれなかったということ。

しかし、提供されることにより、伊代の身体の中でドナーも大人になれる、それが嬉しいと湊は語るのだった。

その頃、美咲は臓器提供のため、手術室へ入る。

運ばれていく美咲に向かって、母親が『頑張ってね、美咲』と声をかけ、父親も『いってらっしゃい!』と声をかけた。

手術室では、まず初めに黙祷が捧げられる。

『では、執刀を開始します』夏美がメスを手にし、美咲からの臓器摘出手術が始まった。

その頃、伊代の病室で、2人ベッドに並んだ伊代と汐里。

『また後でね』伊代は運ばれていった。手術室。

美咲から摘出された肝臓が、伊代のもとに届いた。高山たちが伊代の身体から肝臓を摘出する。別の手術室では、汐里からの小腸摘出が行われていた。

美智や副院長・猪口隆之助(板尾創路)たちが隣室で見守る中、無事、移植した伊代の肝臓に血流が再開した。

到着した汐里から摘出した小腸の移植に取り掛かるが、そこで伊代の病状に異変が…伊代はショック状態に陥ってしまい、高山や湊たち医師が必死に処置を施すのだった。

伊代の病室。伊代が目を覚ました。

『手術は無事成功しました』湊からそう告げられた伊代は『お姉ちゃんは?』と尋ねる。

隣のベッドには、汐里の姿があった。『ありがとう、お姉ちゃん』伊代はそう礼を言い、湊が担当医で本当に良かったと笑う。

美咲の病室では、両親が美咲にきれいな服を着せ、髪の毛を結んであげていた。

そこへ、夏美が入ってきて、すべての臓器が無事移植されたことを告げる。

『ご提供された臓器は全て、移植に提供させていただきました。美咲ちゃんは新しい場所で、生き続けています』両親は深くうなづくのだった。

今回東郷記念病院で行われた同時移植は、大きな話題となり、マスコミで大きく報じられる。

廊下で美智と出会った高山は『これから経営どうするんだ?』と尋ねるが、美智は高山には経営のことは関係ないと突っぱねた。

そんな美智に、高山は『ありがとうな、美智』と礼を言うのだった。

副院長室から出てきた猪口。

デスクには辞表とともにとある銀行の融資担当者の名刺が置かれている。

猪口はその担当者に電話をし、『近々、融資の連絡があると思いますが、何卒東郷記念病院をお願いします』と依頼するのだった。

『新堂、よく頑張った』湊は廊下で出会った高山に、そう声をかけられた。

『ありがとうございます!』湊はそう答え、高山に向かって拳を突き出す。

しかし、高山はそのまま行ってしまうのだった。

美咲の自宅に手紙が届いた。

差出人は、美咲の臓器提供を受けた伊代からだった。

臓器提供を受けたおかげで、毎日学校へ行けるようになったこと、何気ない幸せを毎日噛み締めて生きていることがそこには綴られている。

また、そこには、伊代が小児外科医になりたいという夢を抱いたことも、綴られていた。

(お子様がつないでくいれた命をずっと大切にしながら、私もいつか命を救えるようになりたいです。これからもずっと一緒に生き続けます)

手紙を読み終わった美咲の母親は美咲の遺影に目をやり、『元気に生きてるんだね』と笑顔で言い、父親も『そうだな』と笑顔を浮かべるのだった。

病院の屋上で、湊が兄が作ってくれた木のメスを見ながら、胸を叩いているところへ、お弁当を持った夏美が一緒に食べようと現れた。

しかし、湊はおにぎりを受け取るなり、『違います!これは僕が好きなおにぎりではありません!』と声を上げる。それは湊が好きな白飯と海苔のおにぎりではなかった。

しかし、夏美に勧められ、おにぎりを一口食べた湊は『美味しいです!』と笑顔になる。『ほら、言ったでしょ?』と夏美も笑顔になり、2人は仲良く並んでおにぎりを食べるのだった。

以上、ドラマ「グッドドクター」第10話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!

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