ドラマ「やまとなでしこ」第8話のあらすじ・ネタバレを紹介します!
第8話 「やさしいウソ」
[あらすじ]
桜子(松嶋菜々子)は、東十条(東幹久)と結婚式場や旅行会社を回り、さらに結婚式やハネムーンをスケールアップ。
幸せそうな桜子だが、東十条は、病院建設を白紙にしたのは、
欧介(堤真一)のせいではないか、とモンモンとしていた。
思い切って切り出すと「あの土地が嫌なだけ。あの人とは関係ない」と桜子はきっぱり。
佐久間(西村雅彦)の家に集まった面々。
粕屋(筧利夫)は、東十条の婚約者が建設を取りやめてくれと頼んだことから、建設が中止になったと話す。
「いったいあの女は何を企んでいるのか?」と訝しがる面々。
しかし、
欧介はひとり考え込む。
なみ(須藤理彩)が、花房(押尾学)に会いに病院に来ていた。
そこへ、粕屋も富士子(市毛良枝)の見舞いに。
佐久間から、なみも来ていると聞いた粕屋は大喜びで、
なみを探すと、なみは木陰で花房とキスをしていた。
目撃した粕屋はショック!思わず、花房につかみかかってしまうのだった。
欧介は、立ち退きが中止になったのは、桜子のおかげと感じ、
桜子に礼を言おうと、アパートの前で待っていた。
そこへ桜子。桜子は「もっと高級な住宅街の方がいいと思っただけ」と素っ気ない。
しかし、桜子は、富士子の「欧介は貧乏でも幸せにしてくれる。
一緒にいれば分かるはず」の言葉が心にひっかかっていたため、「あなたの良く行くところへ連れていって」と言いだす。
欧介はまず河岸の寿司屋へ。
客たちは美人の登場にやんやの騒ぎ。
欧介はメニューにはない、賄い丼を桜子に提供する。
次に入ったのはパチンコ店。「こんな所にも来るんですか」という桜子の台が大当たり。
景品の大きな包みを抱え、二人は次に
バッティングセンターに行き、久々に楽しい時間を過ごす。
その余韻を引きずり桜子のアパートに戻ってくると、東十条が待っていた。
東十条は桜子を訪ねてきたのだが、桜子は
高級マンションでなく、質素なアパート暮らしだったことを突き止め、騙された気持ちでいた。
「僕の目を盗み、まだこの男と」と迫る東十条に桜子は、言葉がでない。
その桜子にかわり、欧介が進み出た。
[ネタバレ]
若葉はなみと一緒に欧介の母のお見舞いへ向かい、お土産のパジャマをプレゼントした。
なみは若葉についてきたのではなく、花房に会いに来ていたのだった。
そして粕屋も欧介の母のお見舞いに
来ており、なみがいると聞きつけ追いかけて行くと、なみは花房とキスをしていた。
粕屋は花房が無理やりキスしたと思い込み、花房を殴ってしまう。
なみは花房と付き合っていると粕屋に言うと、
自分はなんなんだと聞く。
殴られた花房はなみ以外にも彼女がいることを捨て台詞のように言うと、恋人が1人じゃないのは今どき常識だと言って去る。
なみは自分だけが彼女じゃなかったのかと
真実を聞かされ落ち込むのだった。
桜子は挙式前のエステの最中、欧介の母親と話したことを思い出していた。
お金で買えないたった1つのものが、欧介といればわかると言っていたことが気になって
いたのだった。
桜子が家に帰ると欧介がおり、お礼が言いたくて来たのだという。
「あなたにお礼を言われる筋合いはありません」
桜子は欧介ら関係ないことを説明するが、それでも魚春が救われた
ことに変わらないと欧介は感謝した。
「待って。あなたに聞きたいことがあるの」ふと桜子は言う。
2人は歩きだし、欧介がお洒落で高級そうなレストランへ入ろうとすると、「あなたがいつも行ってる
ところへ連れてってください」
「僕が?」そう言い向かったのは安い寿司居酒屋だった。
「あなたがいつも食べてるものを食べさせてください」欧介がいつも食べているのは従業員が食べるあまりものの
まかないの名物丼だと言う。
「さっき言っていた聞きたいことってなんですか?」
「たった1つの大切なものって何ですか?あなた持ってるんでしょ?お金では買えないたった1つのもの。それがあれば
幸せになれるんでしょ?」
「僕は何も持ってません」
「そうよねー。とにかく連れてってください。あなたがよく行くところに。もっと他にも」
その後2人はパチンコやゲームセンター、バッティングセンター
などに行き、楽しい時間を過ごした。
家に帰ると東十条が居た。東十条はその前に桜子が住んでいると聞かされていたマンションへ向かったのだったが、桜子は住んでおらず、本当に住んでいるアパートを
突き止めていたのだ。
東十条は家の場所を嘘ついていたことや、欧介と一緒にいたことを受け、自分を騙していたのかと桜子を問い詰める。
欧介はすかさず誤解だと言い、桜子を庇う。
桜子が病院の
建設地を変更したのは欧介の母に泣きつかれたからだと言い、今日はお礼の為、無理矢理付き合ってもらったと。
「好きな人によく思われたくて、はずみで嘘を付くことってよくあるじゃないですか…
小さな嘘が段々大きくなっていって、自分でも本当のこと言わなくちゃと思うんだけど言えなくて…。でもそれは、相手を騙そうと思って言ってるわけじゃないです。嫌われたくないから。もっと
好きになってほしいからなんです。わかりますか?」
「桜子、君がどこに住んでいようが僕の気持ちは変わらないよ」誤解が解け、東十条は謝った。
翌日、なみと桜子は元気がなくうわの空状態でいた。
粕屋はあのあともしつこくなみに連絡してきていた。
「やっぱり結婚は本気で好きになった人としたいなぁー」と若葉が言う。
「恋っていうのはね、精神の病なのよ。とても冷静な判断を下せる状態
ではないってこと。そんな時に人生で最も冷静な判断を必要とする結婚を決めたら一生後悔する羽目になるわ」
桜子はそういうと、好きな気持ちがなくなっても一生借金まみれの魚屋でいいのかと若葉に聞く。
欧介の家では佐久間夫婦や若葉、粕屋たちが欧介の母の退院祝いをしていた。
そこへ真理子が呼んだという桜子がやってくる。
桜子は少しだけ滞在してすぐに出ていくと、欧介が送って行こうと外へ出る。
「今日は私があなたにお礼を言わないと。この間はあなたのおかげで東十条さんと仲直りすることができました。どうもありがとう」
「東十条さんならきっとあなたを幸せにしてくれますよ」そう言うと
欧介は幸せになってくださいと桜子と握手をする。
桜子は自分が病院にいた時に手を握ってくれていた、手の温もりを思い出すが、すぐ手を離し欧介に別れを告げた。
粕屋は酔っ払ってしまい欧介の事を
傷つくのが怖くて逃げてるだけの、お前とは違うと言い合いになる。
「俺はなみちゃんが好きだよ。二股掛けられていようが、いいように扱われてようが、悪魔だろうがなんだろうが好きなものは好きなんだ」
そう言いつつ、逃げてばかりの欧介にたまには足を踏み出してみろと言うのだった。
桜子は休みを取って仲人も合わせた食事会をしていた。
トイレに席を立つと、ふと落ちてきたパチンコの玉を見つける。
パチンコ店での欧介との手の温もりを思い出した。
桜子は欧介に電話をかけるが、コールは鳴り続けるまま…。
その頃、欧介は家に泊まっていた若葉を送り出し食事に行こうと誘う。
若葉は欧介にキスをした。
車の中に置いていた携帯が鳴っていたが、欧介は気付かないでいた。
以上、ドラマ「やまとなでしこ」第8話のあらすじ・ネタバレの紹介でした!
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