ドラマ「エール」第107話 鉄男 家族との再会 あらすじ・ネタバレ

 

ドラマ「エール」第107話のあらすじ・ネタバレについて紹介します!

[あらすじ]

裕一は、鉄男と作った母校の福島信夫小学校の校歌のお披露目会に出席するため、一緒に福島に向かう。福島の実家で、久しぶりにまさ(菊池桃子)とリンゴ栽培を福島に広める仕事に
取り組む浩二(佐久本宝)と顔を合わせた裕一は、お互いの近況を報告し合う。楽しそうな一家のやりとりを笑顔で見ていた鉄男は、その夜小さい頃に夜逃げした後の話を裕一に語り
はじめて…。

[ネタバレ]

母校の校歌を完成させた裕一(窪田正孝)と鉄男(中村蒼)は、お披露目会に出席するため、懐かしい福島信夫小学校を訪ねていました。

校長の佐久間(おかやまはじめ)は、裕一に
頼めただけでもびっくりなのに、鉄男にまでと終始ニコニコ顔です。

もちろん、2人も母校の役に立てたことを、心から喜んでいました。「え~実は…村野先生には、もう一つお願いが
ありまして…。お披露目会の後、わが校の先輩として講演をしていただけませんでしょうか?」その帰り道、引き受けてはしまったものの、鉄男は困っていました。

「講演なんてやったことねぇぞ…何で裕一でなく、俺なんだ??」

「校長先生が『湯の町エレジー』の大ファンなんだって!さすが木枯・村野コンビ。まぁ、たまにはいいじゃない!ほら、何話してもいいって言ってたし!」

「そう言われてもなぁ…何を話せばいいのやら。」2人は、そんなことを話しながら、懐かしい道を歩きます。福島に来たのなら、泊まるのはもちろん、実家です。

実家につくとすぐに三郎(唐沢寿明)に挨拶をします。

終戦間近には、床に伏していたまさ(菊池桃子)も、全快とはいきませんが、休み休み起き上がることもできるようになっていました。

「まぁ、だましだましね、年だもの!しょうがないわ!」その夜は、福島の美味しい食事に舌鼓を打ちながら、近況を報告しあいます。

浩二(佐久本宝)のリンゴ農家を支援する仕事も順調そうです。

「あとは、いい人を見つけてくれればね…。」

「その話はいいって!」

「あなたがいいお嫁さんを見つけてくれたら、私はおとうさんのところに安心していけるのに!」
「じゃ~、ずっと1人でいるよ!母さんには、長生きしてほしいからね!」

「また、そう屁理屈言って!」そんな2人のやり取りを見て、裕一はもちろん浩二の味方です。

「あ~父さんには悪いけど、母さんには、まだまだこっちにいてもらわないとね!」「あなたまで屁理屈言って!」「んだな!兄ちゃん!」鉄男は、そんな仲睦まじい古山家のやり取りを、微笑んで見つめていました。

寝床の支度をしながら、鉄男は言います。

「本当にいい家族だ。仲いいな。」「弟はね…色々あったけどね。」「それでも、今は笑って話せてる。」裕一は、中々、聞くことができなかったことを、思い切って尋ねました。

「大将にも、弟…いたよね?」鉄男は言葉が出てきませんでした。そんな、鉄男を見て、裕一はやはり話したくないのだと…察します。

「…ごめん。ごめん!明日も早いから、寝ようか!」

「……典男っつうんだ。弟。いつも俺の後くっついて。かわいいやつだった。俺んち夜逃げしたべ。あの後、山奥の掘っ立て小屋で、家族4人で暮らしてた。親父は働きもしねぇで酒飲んでばっかで。そんな暮らしが続いたある日…。」

鉄男は、過去の話を始めました。「母ちゃん…典男は?」

「あんたと一緒じゃなかったんかね?」首を振る鉄男。

「ふん。こだ家出てくって。ガキの分際で生意気な。」典男は、突然、家出したのです。
毎日、必死に探し回り、警察にも届けましたが、半年が過ぎてもその行方は分かりませんでした。そんなある日の夜、母親は鉄男に言いました。

「鉄男。あんたもここ…出ていきな。」
「何言ってんだ!母ちゃん、置いていけるわけねぇべ!」

「母ちゃんは、好きでここにいんだ。あんたがいなくなってくれたら、食い扶持も減って助かる。鉄男…。あんたに家族はいねぇ。自分の道、歩いてけ。二度と帰ってくんな。」

鉄男は、翌朝、少ない荷物と藤堂(森山直太朗)からもらった名刺を頼りに、家を出ました。

「それからずっと…俺には家族はいねぇって。自分に言い聞かせて生きてきた。俺は、冷てぇ人間だ。弟は守れねぇ。
母ちゃんのこと捨てた。俺は、どうしようもねぇ人間だ。」

「大将がさ。誰よりもあったかい人間なことは、みんな知ってるよ。いっつも自分のこと後回しで、周りのことばっかりに一生懸命でさ。大将は強い。強くて優しいよ。

だから、もうこれ以上、自分責めないでよ。」

「優しいのは、おめぇだ。ありがとう。」照れた裕一は、鉄男に枕を投げ、鉄男もそれを受け止め笑いました。翌日、校歌のお披露目会が行われました。

最初に佐久間校長の話があり、続いて代表の子ども達が、新しい校歌を披露します。

「あ!楽譜忘れた!」そんな素っ頓狂な声を上げたのは、メンバーの1人である三上明男(竹内一加)という少年でした。

どっと笑いが起こり、穏やかな雰囲気の中、裕一と鉄男が作った校歌のお披露目がされました。そして、その後、鉄男の講演会が始まりました。

自分は、ケンカばかりしていて、『学校一の悪童』と呼ばれていたこと
でも本当は詩集を読んだり、詩を書いたりする方が好きだったことを話します。

そして、学校はとても楽しかったことも。

「でも…残念ながら、卒業はできませんでした。」
自分の生い立ちを話す中で、実家の魚屋が夜逃げしたことも、包み隠さず話しました。

「すさんだ家に生まれて、貧乏で、孤独で、苦労ばっかししてきて…、自分の境遇を恨んだこともあったけど、そんなくじけそうな気持ちを
支えてくれたのは、ここの学校で出会った人たちでした。

恩師の藤堂先生は、夢を諦めんなって背中を押してくださった。

それから…、古山裕一・佐藤久志は、大人になった今でも良き友人・良き仕事仲間として、いつも力づけてくれる。

子どもの頃の自分に会えんなら…言ってやりてぇ。」

鉄男は、こぼれそうな涙をこらえながら言いました。

「『おめぇ、なかなか悪くねぇ人生…送れっぞ』って。たとえ…今辛くても、未来は変えられます。
みなさんも人との縁を大切に、自分の道を切り拓いていってください。」とても素敵な講演でした。その帰り道、鉄男は言いました。「来てよかったよ。ありがとうな。裕一。」2人は、満たされた気持ちで校舎を見つめるのでした。

「ただいま!」場面は変わって、ここは近くの床屋です。元気に帰ってきたのは、先ほど楽譜を忘れた明男です。「こら!裏から入れっていってんべ!お客さんきてんだぞ!」父親で店主に怒られた明男ですが、決してへこたれてはいません。

「校歌、上手に歌えたの?」母親の多美子(関めぐみ)は、明男に尋ねます。「うん!みんなに褒められた!東京から来た有名人の話も面白かったよ!」そういって、今日の講演の話を話し始めました。
「有名人?」「校歌作詞した人!うちの学校通ってたんだって!」「へぇ~…。」「その人ね、けんかばっかりして、『学校一の悪童』って呼ばれてたんだって!」「そんな悪童が、作詞家になったの!?」

「本当はケンカより、詩を書いたり、読んだりする方が好きだったんだって!えっと…コキン…何とか」それを聞いていたお客さんが、クスクス笑いながら言います。

「『古今和歌集』だな!卒業生の話は、面白いもんだな!」

「んだそれ!あ!でも、卒業はしてないって言ってた!その人ん家、魚屋さんで、借金あって夜逃げしたんだって。」それを聞いた父親の表情が変わりました。

「その人…何て名前だ?」
「村…何だっけ…。」そういいながら、明男は楽譜を取り出しました。

その楽譜を目にした父親は…目を見開くのでした。

以上、ドラマ「エール」第107話のあらすじ・ネタバレについての紹介でした!

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